高野山霊場第一番の西南院は、平安初期に弘法大師の高弟、真然大徳によって開基されました。本尊太元師明王は弘法大師の御真筆になるものです。当院の位置する西南の方位が古来より裏鬼門になるが故に、除災招福の為、真然大徳これを秘かに拝し奉りました。爾来、この秘仏を奉り正月元旦より七日間万民豊楽の祈願が古式に則って厳修されてきました。のちに鳥羽法皇が参詣されて効験あらたかであると当院を勅願寺と定められ、江戸時代には大分の中川公を始め、岡山・淡路・関東の諸大名が参詣されました境内の経蔵は往時の面影を遺す唯一のものです。
御本尊 太元師明王
にしみなみ みむろのにはに しづまれる
だいげんすいの のりぞたふとき
2009年末、大日如来さまが20年ぶりに霊宝館より本堂に御帰りなされました。
この期に皆様の御登山、御参拝の程お待ちしております。
・節 分 会 節分前後1週間(星まつり)
・春季彼岸会 中日前後3日間
・宗祖降誕会 6月15日(青葉祭)
・盂蘭盆会 8月12、13、14日
・秋季彼岸会 中日前後3日間
・心経供養会 12月第1日曜