毘沙門天像と持国天像の解体から復元、修復までの様子をまとめています。
作業はすべて「瑜伽仏所」様にお願いいたしました。(資料提供:瑜伽仏所)
部材に残っている汚れ、釘などの除去。虫害、釘穴、破損部分の修理。
持国天像の頭部には制作年代が記載されていました。
復元された彩色前の毘沙門天像(左)と持国天像(右)。
岩絵の具による彩色。
岱赭、辰砂、岩紅、岩緋、黒群緑、黒茶、濃口珊瑚末、古代緑青、鶯、岩紺、群青、岩赤、焼緑青、岩胡粉その他。
金箔一号色 部分漆箔、截金修復。
※修理の間、香華供養、お茶供養、真言陀羅尼、般若心経上げ修復しました。